地域プロジェクトマネージャー

　地域の重要プロジェクトについてプロジェクトチームを運営し、関係者間を適切に調整し、及び橋渡ししながら当該プロジェクトを推進する現場の責任者です。
　財政上の措置がある総務省の制度です。

　阿智村昼神温泉エリアマネジメント推進プロジェクト

　人口減少による地域経済の縮小が予想されるなか、リニア中央新幹線駅が車で約30分の位置に計画され、人の動きに大きな変化が生じます。南信州最大の宿泊施設エリア「昼神温泉」を活用し、地域のビジネスを盛り上げ、公共サービスの持続、河川や商業施設等による場づくりにより、地域経済の循環を目指します。
　今後、大規模改修が予想される公共施設群の複合化、解体、機能転換と、その周辺の村有地、阿智川を活用することで、村を豊かにする温泉観光地とするプロジェクトです。

令和7年7月任用

安藤勝久（あんどうかつひさ）

1976年愛知県生まれ。
大学卒業後、株式会社日本交通公社入社。
中京地区・長野地区・伊豆地区でコミュニケーション事業及び地域活性化事業に従事。
公益財団日本交通公社調査研究部にて地域経済循環及び観光経済の基礎研究に従事（研究員）。
2018年応用研究及び地域経営支援に特化するためJTB総合研究所に移籍（主任研究員）。
青森県半島部から沖縄県離島部まで全国約100件の地域プロジェクト及び中央省庁の経済循環・データ活用に関する政策研究に従事。
2021年地元愛知で成長投資及び経営コンサルティング会社を起業、2022年法政大学IM研究科修了、同科にて現在まで企業内起業、スタートアップ支援を実施。
愛知県東海市・長野県阿智村で二地域居住中。

　昼神温泉郷のまちづくりを事業者・住民・行政で協力しながら進めるにあたり、周辺にお住いの皆様の暮らしや家屋の資産承継等を全体的に把握するため、アンケート調査を実施します。
　回答いただいた内容は統計的に集計し個人が特定されない形でまちづくりに活用します。なお同じ趣旨の調査を温泉郷の宿泊事業者、商業者の方々にも並行して実施します。
　令和7年10月から順次、住民の方へご説明したのち、アンケートを配布する予定です。

　昼神温泉郷は、リニア中央新幹線の開業を見据えた「リニア新時代構想」の実現に向けて大きな転換期を迎えております。一方で、人材不足、物価高騰、設備の老朽化、事業承継問題など、多くの事業者の皆様が様々な経営課題に直面されていることも承知しております。
　事業者の皆様の現状と課題を正確に把握し、真に必要とされるエリアマネジメント戦略に活かしていくことを目的とし、アンケート調査を実施します。
　令和7年10月から順次実施いたします。

　昼神温泉郷は、リニア中央新幹線の開業を見据えた「リニア新時代構想」の実現に向けて大きな転換期を迎えております。一方で、人材不足、物価高騰、設備の老朽化、事業承継問題など、多くの事業者の皆様が様々な経営課題に直面されていることも承知しております。
　事業者の皆様の現状と課題を正確に把握し、真に必要とされるエリアマネジメント戦略に活かしていくことを目的とし、アンケート調査を実施します。
　令和7年10月から順次実施いたします。

　昼神温泉のエリアマネジメントとして、以下の事業を活用します。

　本事業は、全国の「観光地域づくり法人（DMO）」の更なる体制整備に関する経費の一部を国が補助することにより、インバウンドに対応した観光地域づくり法人の形成を促進し、魅力ある観光地域づくりを促進することを目的とする観光庁の事業です。

　株式会社阿智昼神観光局が応募し、次の2件が採択されました。

（1）外部専門人材の登用
「外国人旅行者に選好される魅力的なコンテンツの開発・強化」
　建築家を登用することで、国内の観光客のみならず外国人観光客も魅了するようなエンターテイメント性のある、過ごしたくなる滞在空間や施設空間の整備のアイデア提案をしてもらう。

（2）安定的な財源の確保に向けた取組
　阿智昼神観光局の「安定的な財源確保のための計画の策定」
　昼神温泉郷内の低利用・未利用不動産や事業承継難の課題について、賃貸借・再開発といった不動産ビジネスから、自主財源を安定的に得るための計画策定、収益モデルの構築を行う。