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村長あいさつ
村長コラム(広報あち掲載)
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美しく輝く未来へ(第24回)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年10月18日更新

   先日研修で、東京丸の内にある国立公文書館に行って参りました。浪合出身の山口雄二さんが職員として御活躍されている縁で実現しました。公文書館とは国の機関において業務を遂行するために作成された公文書等を歴史の証拠として保存する重要な施設だそうです。

    その折に昭和31年に阿智村が誕生した時、当時国に提出した「阿智村」の名前にした理由の公文書を見せてくれました。それには「古事記によれば出雲族に対抗した天孫族が、思兼命(オモイカネノミコト)の御子である、表春命(ウワハルノミコト)を阿智に鎮座されたとあり、古来よりこの辺り一帯を阿智と言われてきた。阿智神社に思兼命が祭られている。又、奈良平安時代には、交通の要所として阿智駅(逢地の関)が置かれ、新村中央の川も阿知川という」

   まさに歴史の証拠として、重要な役割を担ってくれていました。村としても様々な書類は山のように保存されていますし、皆さんの家族や地域の歴史も、こういった文書を探し出すことができれば、いつか解明し将来のために保存し紐解いてみてはいかがでしょう。お願い申し上げます。