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第19回「阿智村」「祝う」

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月20日更新

熊谷元一 写真童画館熊谷元一写真賞受賞作品

第19回(平成28年):「阿智村」「祝う」

元一写真大賞

 

大滝 俊隆
 (千葉県船橋市)
「成長を祝う」
テーマ別:祝う
撮影場所: 千葉県四街道市

阿智村賞

 
荻山 清和
 (岐阜県恵那市)
「おくり神の洗礼」
テーマ別:祝う
撮影場所:岐阜県恵那市

信毎賞

 
八木 英雄
 (宮城県仙台市)
「震災から四年」
テーマ別:祝う
撮影場所: 宮城県東松島市

JAみなみ信州賞

 
鳴海 寿勇 
(長野県飯田市)
「スタービレッジ」
テーマ別:阿智村
撮影場所:阿智村伍和

市町村名は、受賞当時のもの

講評

第19回 審査員長 増田今雄(長野県写真連盟監事)

 阿智村誕生六十年の節目で、これまでの「阿智村撮影部門」をメインテーマに昇格し「祝う」とダブルのテーマとしました。2つのテーマにややとまどいがあったのか応募点数は伸び悩みましたが、全国からユニークな質の高いお祝い事の作品が寄せられました。

 結婚式やお誕生、傘寿、米寿、入学、卒業…といった一生の節目のお祝い事の素材が多くを占めました。中でも、1歳のお誕生祝いに実施する沖縄の「タンカーユーエー」(優良賞)、お墓の脇の宴席を撮った「墓前の祝い」(阿智村制六十周年記念賞)などご当地の特徴が盛り込まれた作品はユニークさも手伝い上位に選ばれました。ほか、上位には新鮮な素材の発見に加え、アングル、レンズ選択、ちょっとした表情などアクセントが付加したものが選ばれました。

 メインテーマのもう一つ「阿智村」は、村が近年「売り」に力を入れている「星」、「ハナモモ」を中心に、村内の暮らしなど多彩な作品が寄せられましたが、「祝う」部門同様に、素材の新鮮さやほかのカメラワークもややマンネリ化し、一歩踏み出して審査員の目に留まる作品が乏しく残念でした。