阿智村の概要
日本一の星空と花桃といで湯の郷
阿智村の地勢
長野県の南端、下伊那郡の西南に位置し、北は木曽郡南木曽町、東は飯田市、下條村と阿南町、南は平谷村に接し、西は中央アルプスの恵那山を境として岐阜県中津川市に接しています。
標高410mから恵那山山頂2191mまでにおよび、山間地に56の集落が点在しています。
恵那山、富士見台高原および大川入山から、深い谷間をぬって大小の河川が流れ、阿智川および和知野川となって天竜川に注いでいます。
村の沿革
1889年町村制施行により、会地、伍和、智里の3か村となり、1956年町村合併推進法の適用を受け、合併により旧阿智村が発足しました。
旧浪合村は、古文書に「並合村」と記される古い歴史のある地区です。1875年に隣村の平谷村と合併し、その後、分村・合併を繰り返し、1934年に分村し「浪合村」となりました。
旧清内路村は、1875年に合併して米川村となり、その後、分村・合併を繰り返し、1889年に「清内路村」となりました。
このように、隣村として共に歩んできましたが、2006年1月1日に浪合村と、2009年3月31日に清内路村と合併し、新「阿智村」が誕生しました。
村名の由来
平安初期に編纂された旧事本紀にもこの地域一帯を「阿智」と呼ぶ記述があります。
また延喜式には東山道の道筋の中に阿智駅が載っています。
このように古くからこの一帯を、あらゆる面で通称化されていました。
その「阿智」をもって昭和31年の三村合併後の新村名となりました。
面積
214.43km2
標高
538m (役場位置)
村花
福寿草、れんげつつじ、しだれざくら
村木
栃の木、しらかば、なら
村鳥
うぐいす
特産品・農産物
赤梨、りんご、夏秋きゅうり、干し柿、飲むトマト、手打ちそば、五幣餅(ごへいもち)、野沢菜、とうもろこし
ふるさと自慢
昼神温泉郷は昭和48年に湧出した南信最大の温泉で、良質な単純硫黄泉として好評を博しています。
県歌「信濃の国」に歌われている「園原の里」、360度の眺望が楽しめる富士見台高原、ヘブンスそのはら(スキー場、高原リゾート)、治部坂高原、あららぎ高原(散策、スキー場)など通年を通して観光客でにぎわっています。