かんたん離乳食レシピ(9~11か月頃 離乳食後期)
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年5月10日更新
9~11か月
歯ぐきでつぶせるくらいのかたさにします。1日3回の食事を習慣にしましょう。
形のあるものは手でつかんで食べる練習を。
もちもちじゃがいもおやき
〔材料〕
- じゃがいも 1個
- チーズ 20g
- 板海苔 少々
- 片栗粉 大さじ1
- 油 少々
〔作り方〕
- じゃがいもは皮をむき、生のまますりおろす。ザルにそっとあげ、水分を捨てる。
- 5ミリ角に切ったチーズと、ちぎった海苔、片栗粉を1に混ぜる。
- フライパンに油をうすくひいてペーパータオルでおさえ、
中火で熱し、2をおとして焼く。 - ふたをして弱火にして、火を通す。
- 両面を焼き、かるく焦げ目がついたらできあがり。
*じゃがいもはゆでてからつぶしても良いですが、生のまますりおろして焼くと
モチモチした食感になります。
*冷めるとかたくなりやすいです。
*ツナやしらす、かつおぶしなどを加えても良いです。
ささみとトマトの煮物
〔材料〕
- 鶏ささみ 20g
- トマト 50g
- たまねぎ 20g
- だし汁 適宜
〔作り方〕
- ささみは筋を取り、沸騰したお湯でゆでる。
ざるに上げ、粗熱がとれたらほぐす。 - トマトは皮をむいてざく切りにし、たまねぎは粗みじん切りにする。
- 鍋に2とだし汁を少し入れ、ふたをして煮る。
- たまねぎがやわらかくなり、トマトが煮崩れるまで煮る。
途中で、水分が必要であればだし汁を加える。 - ほぐしたささみを加えてひと煮立ちさせ、できあがり。
*トマトのとろみで食べやすくなりますが、食べづらそうなら片栗粉でとろみをつけましょう。
*ささみはゆでてほぐしてから冷凍ストックしておくと便利です。
*なすを加えてもおいしくできます。
皮をむき、輪切りにしてから一緒に煮ると良いです。
手づかみ焼きうどん
〔材料〕
- ゆでうどん 1袋
- 野菜(白菜、たまねぎ等) 適宜
- ひき肉 30g
- 小麦粉 大さじ2
- 片栗粉 大さじ1
- 水 大さじ2
- 油 適宜
〔作り方〕
- うどんは、熱湯で2,3分ゆでてから、1cmくらいに刻む。
- 野菜は粗みじん切りにしてレンジで1~2分加熱する。
(少量の水と一緒に、電子レンジで加熱しても良い) - ひき肉と小麦粉、片栗粉、水を加えよく混ぜ合わせる。
- フライパンに油を熱し、焼き色がつくまで焼く。
*焼かずにそのまま食べても良いですが、焼くと手でつかみやすくなります。
*ひき肉の代わりにツナやしらすでも良いです。
ツナとほうれん草のじゃがいもおやき
〔材料〕
- じゃがいも 1個
- ほうれん草 葉先3枚分 (小松菜でも良い)
- ツナ水煮缶 20g
- 牛乳 小さじ1〜
- バター 少々
〔作り方〕
- じゃがいもは皮をむき、やわらかくなるまでゆでてつぶす。ほうれん草はゆで、細かく刻む。
- ツナは水けをかるく切ってほぐす。
- 1、2と牛乳を混ぜて、小判形にまとめる。牛乳の量は、まとまりやすいかたさになるよう加減する。
- フライパンを熱してバターを溶かし、少し焦げ目がつく程度に両面を焼く。
揚げない和風コロッケ風

〔材料〕
- じゃがいも 1個
- ツナ 20g
- 粉ミルク 適宜 *なくても作れます
- 片栗粉 適宜
- かつおぶし 少々
〔作り方〕
- じゃがいもは皮をむいて、やわらかくゆで、熱いうちにつぶす。
- 1に、ツナと粉ミルクを加えて混ぜる。
- 2を俵型に丸めて、かつおぶしをまぶす。
*細かいかつおぶしをまぶすことで、手にベタベタがつきづらくなります。表面を焼いても良いです。
*ごまが食べられるようになったら、かつおぶしのかわりに使えます。
*粉ミルクのかわりに、チーズを刻んで入れても良いです。
さつまいものコロッケ風

〔材料〕
- さつまいも 40g
- 鶏ひき肉 20g
- たまねぎ 少々
- 油、塩 少々
- 粉ミルク 小さじ1 *なくても作れます
- かつおぶし 適量
〔作り方〕
- たまねぎをみじん切りにする。
- フライパンに油を少量熱し、たまねぎとひき肉を炒める。塩を少量ふる。
- さつまいもの皮をむき鍋に入れ、水を加えてゆでる。
- 3のさつまいもがやわらかくなったら、お湯を切って大きめのボウルに入れてつぶす。
- さつまいもに、2の具と粉ミルクを入れて混ぜ合わせる。
- バットにかつおぶしを広げ、5を食べやすい大きさに丸め、
転がしながらまぶしてつけてできあがり。
鶏じゃが
〔材料〕
- 鶏むね肉 20g
- じゃがいも 30g
- たまねぎ 20g
- だし汁 適量
- 砂糖、塩 少々
〔作り方〕
- 鶏むね肉はそぎ切りにしてから、小さめに切る。
ボウルに入れ、塩と砂糖をひとつまみずつ入れてなじませる。 - じゃがいもは1cm角に切ってから、さらに半分の厚さに切る。
たまねぎも同じくらいの大きさに切る。 - 鍋に、2がひたるくらいのだし汁を加え、ふたをして中火で加熱する。
- じゃがいもに火が通ったら1の肉を加え、再びふたをして弱火で煮る。
- 3分ほどして、材料に火が通ったらできあがり。
さつまいもとチーズのおやき

〔材料〕
- さつまいも 40g
- チーズ 10g *塩分が強くないプロセスチーズなどで良い
- 青のり 適量 *板のりをほぐしたものでも良い
- 片栗粉 小さじ3分の1
- 油 少々
- ブロッコリーなど(つけあわせ)
〔作り方〕
- さつまいもは皮をむき、適当な大きさに切って水からゆでる。
やわらかくなったらお湯をきり、熱いうちにつぶす。 - ちぎったチーズと青のりを加え、片栗粉も混ぜ合わせる。
- 手で持ちやすい大きさ(スティック状や小判型など)にととのえる。
- 油を少量熱したフライパンで焼き、軽く焦げ目をつける。
- ブロッコリーを小さめに切ってゆで、添える。
さつまいもだんご

〔材料〕
- さつまいも 50g
- 牛乳 大さじ1前後
(または育児用ミルク) - きなこ 適宜
(または青のり、かつおぶし)
〔作り方〕
- さつまいもは皮をむき、1cm幅の輪切りにして水にさらす。
- 水をかえて鍋に入れ、やわらかくなるまでゆでる。
(少量の水と一緒に、電子レンジで加熱しても良い) - 熱いうちにつぶし、なめらかになったら牛乳を加え、団子にできるかたさにまとめる。
牛乳の量はかたさをみながら調整する。 - ひと口大に丸め、きなこをまぶす。
*じゃがいもやかぼちゃでもできます。ツナを入れても良いです。
鮭と豆腐の手づかみソーセージ

〔材料〕
- たまねぎ 15g
- 生ざけ 25g
- 木綿豆腐 25~35g
- 片栗粉 小さじ1
〔作り方〕
- たまねぎは適当に切って少量の水と一緒に電子レンジにかけ、
やわらかくする(ゆでるか、蒸しても良い)。
やわらかくなったらみじん切りにする。 - さけは皮や骨を取り、包丁でたたく。
- ボウルに1と2を入れ、木綿豆腐と片栗粉も加えてよく混ぜる。
- 4~6等分にし、ソーセージ状に成型する。
- フライパンなどに水を1cmほど入れ、沸騰させる。
さらに耐熱皿を入れ、その上に4を並べてふたをして、中火で5分ほど蒸して火を通す。
マカロニ入りラタトュイユ

〔材料〕
- トマト 50g
- たまねぎ 15g
- なす 20g
(ズッキーニやピーマンを入れても良い) - マカロニ 15g
- 油、塩 少々
(コンソメを使っても良い)
〔作り方〕
- マカロニをゆでながら、トマトの湯むきをする。
マカロニは表示時間より少し長めにゆでる。 - なすは皮をむいて1cmほどの角切りにし、トマトはざく切り、たまねぎはみじん切りにする。
- 鍋に少量の油を熱し、たまねぎに塩をふって炒める。
なす、トマトを入れ、水を少量足し、ふたをして弱火で煮る。 - 水分が出て野菜がトロトロになったら、マカロニを入れてなじませる。
豆腐と鶏のナゲット風

〔材料〕
- 鶏ひき肉 15g
- 木綿豆腐 15g
- ひじき 1g
- 塩 少々
- 片栗粉 大さじ2分の1
- 油 小さじ2分の1
*卵を少し加えると、さらに作りやすいです。
〔作り方〕
- 豆腐はキッチンペーパーを巻いて電子レンジにかけ、ざるに入れて水気を切っておく。
- ひじきは戻してみじん切りにする。
- ボウルに鶏ひき肉と塩を加えてよく混ぜ、さらに1と2、片栗粉を加えて混ぜ、形を整える。
- フライパンに油をひき、3を中火~弱火できつね色になるまで焼き、両面火を通す。
*手づかみのはじめは、スティック状のものが握りやすいです。
慣れてきたら平たい円盤状、さらにボール状にしてみましょう。
お麩のきなこラスク
[材料]
- 小町麸 25g
- バター 15g
- 油 大さじ1弱
- きなこ 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 塩 少々
[作り方]
- フライパンにバターと油を入れ、中火にかける。溶けたら火を止める。
- 麸を入れてバターをしみこませながら加熱する。
- 焦がさないように注意しながら、両面をゆっくり焼く。
- きなこと砂糖、塩をポリ袋に入れて混ぜあわせておく。
- 麸に油がしみこみ焼き目がついたら、熱いうちに4に加えてまぶす。
離乳食教室「ひよっこ学級」にご参加ください
「ひよっこ学級」では、5~12か月のお子さんを対象に、離乳食の調理実習をします。月齢が近いお子さんとお母さんが集まり、普段の様子などを気軽に話し合いながら毎月楽しく行っています。調理している間は隣の部屋で保育を行いますので、普段ゆっくり料理ができないお母さんも安心してご参加ください。