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元一館 企画展『戦後の開拓家族の生活展』の開催について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月24日更新

熊谷元一絵画

企画展 『戦後の開拓家族の生活展』

 第二次世界大戦後の1945(昭和20)年11月、政府は食糧増産と復員軍人等の帰農を促進するため「緊急開拓事業実施要領」を定め国内における新たな農地の開拓を進めました。

 阿智村では、伍和の青見平や智里西の京平、浪合の宮ノ原地区などにおいて開拓事業が実施されました。

 当地の開拓にあたったのは、満州からの引揚者や農家の次男、三男などでした。

 企画展では、旧伍和村青見平で戦後開拓を行った人たちの記録写真50点を展示しています。

開催期間

 2024年1月24日(水曜日)~ 4月29日(月曜日)

  ※ご好評につき会期を延長します。

場所

 熊谷元一写真童画館

休館日

 火曜日

入館料

 阿智村民   100円

 一 般    350円  

 割引券持参者 250円

 中学生以下  無料

お問い合わせ先

 熊谷元一写真童画館

 〒395-0304 阿智村智里331-1

 電話:0265-43-4422

 

旧伍和村・青見平の戦後開拓  〈参考資料〉阿智村誌 下巻

 伍和村は1946(昭和21)年に村と農業会とで協議のうえ、引揚者・復員軍人を帰農させるために、県有林地の一部払下げと、民有山林原野(未墾地)の開放を得て、緊急開拓事業を進めることを決定しました。

 青見平の開拓用地は標高750~800mに位置する54ha余り。地理的に2つの地区に分けられ、北青見平に15戸、南青見平に8戸が入植しました。入植者は、引揚者が15人、二・三男が7人、その他が1人、計23人でした。

 事業は1947年から始まり、同年11月までに各戸10坪の住宅が共同作業によって建てられました。開墾は手作業によって行われ、計画面積約50haの開墾が概ね終了したのは1953年でした。

 開拓事業は並々ならぬ忍耐と努力が要求され、1953年の冷害をはじめ、連続的な災害にも見舞われました。

阿智村青見平位置図

※満州から引揚げ、実際に開拓を行った方の証言については、満蒙開拓平和記念館でご覧いただけます。

 (一社)満蒙開拓平和記念館(外部サイト)