第20回「遊ぶ」
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月26日更新
第20回(平成29年):「遊ぶ」
中田 康之
(岡山県岡山市)
「水遊び」
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市町村名は、受賞当時のもの
講評
第20回 審査員長 増田今雄(長野県写真連盟監事)
全国から行事やお祭り、イベント、四季折々の行楽、身近な生活の中で「遊ぶ」を捉えた多彩な作品が寄せられました。被写体は子どもたちが中心でしたが、一緒になって遊ぶ家族のほか、絵画や写真、釣りなどを楽しむ大人の光景も散見され、テーマを追いかける姿勢が伝わってきました。
泥んこバレー大会やシャボン玉がらみの作品が数多く、やや安易でマンネリ化した傾向もうかがえました。審査員からは、昔懐かしい「ビー玉」や「メンコ」、「缶けり」、「馬乗り」などの子どもたちが何もない状況から発想した「遊びらしい遊び」がほとんど見られなかったのは残念との評もありました。
阿智村村内部門では、合併した清内路の手作り花火が初登場。土蔵でしょうかなまこ壁を背景にした作品や厳冬期の凍りついた滝の作品など今までにない新鮮な作品が数多く寄せられました。毎回の繰り返しになりますが、観光名所だけでなく、村内の皆さんの四季折々の日常生活の中にレンズを向けた作品がもっと出てくることを期待します。