第2回「子ども」
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年2月1日更新
町田とみ子(長野県上田市)
「初めてのかけっこ」
撮影場所: 長野県上田市
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講評
第2回 子ども 審査員長 後藤総一郎(明治大学教授)
二回目を迎えたコンクールには、1458点562人の応募がありました。これは一回目のほぼ倍にあたる数で、写真を愛好する人達の同コンクールへの期待が大きく感じられ、うれしい限りです。応募範囲が全国に広まり、素晴らしい底辺の拡がりです。
テーマの「子ども」というのも取り組みやすかったと思います。上位を占めた作品はどれも明るく、躍動感がありました。子供たちの豊かな表情に誘われるように、撮影者も生き生きしていたのが分かります。
写真を撮るときに大切なことは、目線を対象物に近づけることで、子どもがテーマなら自分も子どもの気持ちになって撮影することです。熊谷先生の写真を見ると温もりが感じられますがそうした気持ちになりきっているからでしょう。
カメラマンは、「鳥の目、虫の目」を持つと言われます。本来の意味合いとはちょっと違いますが、ここでは大所高所から見たり、逆に足元の地味な動きも見逃さないことと理解して下さい
素晴らしい作品をたくさん応募していただき、楽しく審査ができましたことに感謝いたします。