第14回「こども」
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年2月1日更新
第14回(平成23年):[こども]
松下 健二
(長野県長野市)
「ないしょ話」
撮影場所: 長野県奈良井
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講評
第14回 審査員長 伊東征彦(長野県写真連盟)
第2回以来の『こども』をテーマに、バラエティーに富んだレベルの高い作品が多く寄せられました。応募点数は過去最多の1,478点に上り、応募者数も前年より151人多い468人でした。
身近で撮影しやすく、表情やしぐさが豊かな子どもたちを題材にその対象を見つけて、けれん味なく直感でシャッターを押した作品が目立ったように感じます。思わず笑みがこぼれるような楽しい写真もありました。
大賞の「ないしょ話」は、祭りの法被を着たかわいらしい2人と聞き耳立てて見つめる犬が画面の中で見事な構図に収まっています。一瞬をとらえたスナップ写真でした。
今回の審査は例年以上に時間をかけ、エネルギーを要しました。上位入賞作品には、それぞれ趣のある甲乙つけがたい写真が並んでいます。